「立ち入り禁止」効果を最も発揮できる三角コーン・看板とは

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ビルや施設内、工事現場など「立ち入り禁止」という文字を目にする機会はとても多いと思います。立ち入り禁止の理由や、看板・三角コーンなど注意喚起する方法は様々ですが、どれが最も効果が高いのでしょうか。今回は「立ち入り禁止」と看板・三角コーンの関係について解説します。
 

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立ち入り禁止の法的根拠

立ち入り禁止の警告を無視して、侵入してしまった人は「建造物侵入罪」および「住居侵入罪」に問われる可能性があります。オフィスビルの裏口や施設内の「関係者以外立ち入り禁止」は、この建物侵入に対して警告しているのです。
建造物侵入罪とは他人の土地・建造物の所有者の意思に反して立ち入ることです。反対に「立ち入り禁止」という警告文が明示されていなければ、立ち入っても問題ないケースがほとんどです(ショッピングモールなどで、店舗に入るたびに「立ち入り許可」の有無を確認することはありませんよね)。
つまり、建物や土地の管理者や所有者は、入ってほしくない場所などには必ず「立ち入り禁止」と明示しなければ法的な根拠は得られません。そのため、施設や街のあちこちに立ち入り禁止を示す看板やカラーコーンが設置されているといわけです。
身近すぎて気に留める機会が少ない「立ち入り禁止」の看板や三角コーンですが、このような法律にしっかりと関わっていると知ると、また見方も変わってくるのではないでしょうか。

意外な効果も? 立ち入り禁止看板のユニーク文言

立ち入り禁止には、上の画像のようなピクトグラムなどのイラストと警告文が欠かせません。汎用性の警告文を以下でまとめたので、確認ください。

■警告・注意書き

・関係者以外立入禁止
・STAFF ONLY
・DO NOT ENTER
・関係者以外の入場はご遠慮ください
・無断侵入を見つけ次第、ただちに通報します
・監視カメラ作動中
・整理券をお持ちでない方は立入禁止
・従業員以外、立ち入り禁止
・従業員(関係者)専用

上記のような短い警告文を記載することが一般的です。それでは看板やサインそのものはどのようなタイプが採用されているのでしょうか。最後に一例を紹介します。

立入禁止で使われる看板・サイン:スタンド看板

主に屋内の立場禁止エリアや部屋の前に設置されるのが「スタンド看板」です。樹脂製であれば、印刷面が大きくイラストや警告文を目立たせやすいのが特長です。また、黄色や赤など看板そのものも目に留まりやすいので、誤って侵入されてしまうリスクを低減できます。

立入禁止で使われる看板・サイン:プレート看板

ピクトグラムと1行程度の警告文を表示したプレートを、ドアや壁面などに取り付けて立入禁止を明示する看板もあります。とてもシンプルですが、感覚的に「立入禁止」を伝えられるので、外国人の訪問者が多い場所や公共施設などで多く採用されています。

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