サイン・看板・三角コーン。春一番までに準備したい風対策

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毎年、2月後半から4月にかけては看板の転倒事故が多くなる時期です。特に固定せずに設置することが多い「A型看板」や「スタンド看板」、さらに三角コーン、サインポールなどは注意しなければなりません。そこで今回は、春一番が吹く時期に注意したい看板・サイン、三角コーンの強風対策と事故事例を紹介します。
 

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スタンド看板・三角コーンは春一番に要注意!

春一番とは、日本海で発達した低気圧による南風のことです。1960年頃に新聞で使われるようになって定着し、今では「春の風物詩」というイメージを抱いている人は多いと思いますが、場所によっては大きな被害をもたらすことがあります。例えば、海上では船舶が転覆するなどの海難事故の原因になり、山では雪が急速に溶けることによる雪崩、空気が乾燥して火災が起きやすくなるなど様々な事故や災害のリスクが高まります。

看板や三角コーンが強風で転倒、もしくは吹き飛んでしまうことによる物損、怪我の被害も少なからず発生しています。特に注意したいのが駐車場に設置している三角コーンで、車にぶつかった結果、傷をつけてしまうとクレームや修理費用を請求されてしまう恐れがあります。人通りが多いアーケードや路面に設置しているA型看板やスタンド看板も同様で、通行客にぶつかって怪我をさせてしまうなどのトラブルの原因になってしまいます。
このようなリスクを低減させるために、春一番が吹く前に早めに対策する必要があるでしょう。

早めに準備しておきたい看板の風対策

看板の風対策はどのように行う必要があるのでしょうか。場所によって行うべき内容は異なりますが、代表的な対策を以下で紹介します。

看板・三角コーンの春一番(風)対策1:重しを付ける

三角コーンやA型看板に重しを付けることで、吹き飛ばないようにするケースは少なくありません。重しには、土嚢や水を入れた2リットルのペットボトルを使用することが多いです。ただし、ひもの結び目が緩かったり、重量が不十分だった場合は風に飛ばされたり、工事現場などの大量の三角コーンにすべて重しを付けるのは重労働です。加えて飲食店では外観を損なう恐れがあることも理解しておきましょう。

看板・三角コーンの春一番(風)対策2:固定する

柱やガードレールと看板や三角コーンを固定して、吹き飛ばないようにするケースもあります。この際も前述したように、結び目などをしっかりと確認しましょう。また、他者の所有物や公共物に固定するとクレームの原因になります。固定する対象はしっかりと考慮することをおすすめします。

看板・三角コーンの春一番(風)対策3:コンクリートを詰める

海外では三角コーンの中身にコンクリートを詰めることで、盗難と転倒防止を図ることもます。効果は大きいと考えられるものの、後処理などを考慮すると日本では現実的ではないかもしれません。

看板・三角コーンの春一番(風)対策4:付属品を利用する

看板や三角コーンに付属品を着用することで、重量を増やしたり、固定したりできます。例えばMISEL(ミセル)の場合、「コーンウェイト」は約7kgでコーンの下部にピッタリとフィットするため土嚢などのように外れる心配もありません。このような公式のオプション品を購入すればより確実に強風対策できます。

※関連ページ:ミセル「パーツ」

春一番以外にも強風対策は必須

春一番を例に強風と看板に解説しました。台風や冬の突風など、日本は四季を通して強風が吹き荒れる可能性があります。看板、三角コーンの種類や設置場所によって、必要な対策は異なるのでしっかりと検討して対処することをおすすめします。

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