ポイ捨てをさせないためにできることは?効果的な看板とは?
看板の豆知識全国各地で大きな問題となっているのが、「ポイ捨て」です。
ポイ捨てをさせないための対策としては、看板の設置が行われていますが、ただ看板を設置するだけでは、大きな効果を期待することはできません。
今回のコラムでは、「ポイ捨てをさせないためにできること」や「効果的な看板」について解説します。
ポイ捨てによるトラブル
テレビや新聞などで、度々取り上げられるのが「ポイ捨て」です。
ポイ捨てによるトラブルも増えています。
例えば、次のようなトラブルが起きているのです。
市長が自宅前にたばこの吸い殻をポイ捨て
2022年に大きな話題となったのが、岐阜県高山市の市長が、自宅前にある側溝にたばこの吸い殻をポイ捨てする動画がSNSに投稿されました。
これによって、市には抗議のメールや電話が相次ぎ、謝罪する事態となっています。
同市では、条例によってたばこのポイ捨てが禁止されているにもかかわらず、市長自らが条例に違反する形となりました。
(参考 https://www.yomiuri.co.jp/national/20221218-OYT1T50040/)
観光地では観光客によるポイ捨てが急増
観光地では、多くの観光客が訪れていますが、その観光客によるポイ捨てが急増しているそうです。
また、海外から訪れる観光客も増えており、ゴミをポイ捨てするケースも目立つと言われています。
さらに、観光地の一部では、食べ歩きができるところもあるようですが、食べ終わったゴミをそのままポイ捨てしてしまうケースもあるそうです。
ポイ捨てだけでなく、観光客同士でもめるなどのトラブルも起きているとのこと。
(参考 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231001/k10014212171000.html)
ポイ捨てした人は、ゴミを捨てることができたと喜んでいるのかもしれませんが、ポイ捨て去れたゴミは、自然に消えてなくなるわけではありません。
周辺の住民やボランティアの方などが清掃を行っているのです。
清掃には、時間も手間もかかります。
身勝手な理由でポイ捨てをすることは、絶対に許されることではありません。
ポイ捨てが起こる3つの理由
全国的に、ポイ捨てによるトラブルが増えていますが、なぜポイ捨てが起こるのでしょうか?
そこには、大きく分けると3つの理由があります。
① 誰も見ていないため
ポイ捨てしてしまう最大の理由は、誰も見ていないためと考えられます。
誰かが見ていると、ポイ捨てをしづらいものですが、誰も見ていないという状況では、捨てても誰が捨てたのかがわからないため、捨ててしまう人が多いのでしょう。
それを裏付けるように、山の中やあまり人が通らないようなところには、ゴミがポイ捨てされている光景をよく見ます。
② 捨てる場所がない・ずっとゴミを持っているのが嫌
コンビニやサービスエリアなどには、ゴミ箱が設置されていますが、それ以外の場所では、ゴミ箱が設置されていないというケースもあります。
ゴミ箱が設置されていないと、そのままポイ捨てしてしまう人もいるようです。
場所によっては、ゴミ箱を設置すると余計ゴミが増える、清掃や片付けが大変になるなどの理由で設置していないケースもあります。
そのような場合には、自宅までゴミを持ち帰って欲しいものですが、ずっとゴミを持っているのが嫌だという理由から、ポイ捨てしてしまう人もいるようです。
③ 自分以外の人も捨てているため
人間の心理として、綺麗なところは汚しづらい、ゴミをポイ捨てしづらいというものがあります。
ですが、自分以外の人がポイ捨てをしている、あるいはすでにゴミがポイ捨てされているという状況では、自分以外の人もやっているため、自分も捨ててしまおうと考える人がいるようです。
イベントなど人が多く集まる場所などでは、ポイ捨てされている光景をよく見かけますが、それは、このような心理が働くからと考えることができます。
防犯カメラの設置も増えている
これまでは、ポイ捨て対策としては、看板を設置して注意をするというのが一般的でした。
しかし、現在ではポイ捨て防止のために、防犯カメラを設置するケースも増えています。
例えば、京都府では、鴨川河川敷における、ゴミの不法投棄をなくすため、防犯カメラ2台を設置しています。
ゴミのポイ捨ては、大きな問題となっていますので、今後はさらに防犯カメラを設置する自治体などが増えてくることでしょう。
防犯カメラを設置しておけば、ポイ捨てをした人の顔を記録しておくことができます。
また、証拠として記録されるので、ポイ捨てした人が言い逃れできないようできるのです。
映像を証拠として、警察に相談することも可能となるでしょう。
看板は少しでも捨てにくくさせるのが効果的
防犯カメラの設置には、多くのコストがかかるため、ポイ捨て防止のための看板を設置するケースもあります。
看板を設置する際に、重要となるのが「できるだけ捨てにくくさせること」です。
看板にただ「ポイ捨て禁止!」と書かれていても、それほど気にすることなく、ポイ捨てしてしまう人もいるでしょう。
では、どうすれば捨てにくくさせることができるのか?
具体的には、次のような工夫をするのがよいでしょう。
・ポイ捨ては法律や条例によって禁止になっていることを明記する
・ポイ捨てした場合の罰則について明記する
・監視カメラを設置している場合には、監視カメラで誰が捨てたのかを監視していることを明記する
・定期的にパトロールを行っていることを明記する
ただ、禁止されているということを伝えるよりも、どのような法律や条例で禁止されているのか、違反した場合には、どのような罰則があるのか、などを明記しておくと心理的に捨てにくくさせることができます。
監視カメラを設置している場合には、監視カメラで見ていること、定期的にパトロールを行っていることなども明記するとよいでしょう。
これは、「誰かに見られているかもしれない」という心理的なプレッシャーを与えることができるからです。
プレッシャーを与えることで、少しでもポイ捨てをさせない環境を構築することが重要となります。
看板を設置しているけれど、思うように効果が出ていないという場合には、看板の文言やデザインなどを変更することも検討してみましょう。
より効果的な看板を作ることで、被害を減少させることができると考えられます。
「ミセル メッセージポール」がおすすめ
ポイ捨て対策として、使われる看板には、さまざまなタイプのものがあります。
そのため、どのようなタイプを選ぶか悩んでしまう人も多いでしょう。
そんな人におすすめしたいのが、「ミセル メッセージポール」です。
おすすめする理由は、バリエーションが豊富であること。
灰皿付きや消毒容器台付き、パネル型等があります。
さらに、禁止だけでなく、誘導やイベントなどの告知など、幅広い用途に対応。
また、設置が簡単で、価格がリーズナブルな点も大きな魅力です。
ミセル メッセージポールは、さまざまなシーンでご活用いただけます。
駐車場やマンション、店舗や施設など、ポイ捨て問題で頭を悩ませているという場合には、ぜひ、ミセル メッセージポールをご活用ください。
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まとめ
ポイ捨てをさせないようにするためには、防犯カメラの設置も有効です。
防犯カメラを設置することで、証拠として記録することができるので、警察に相談する際にも有効となります。
また、看板のデザインを工夫して設置するのも効果的な対策と言えるでしょう。
看板には、できるだけ捨てにくくさせることが大切です。
看板を作るなら、ミセル メッセージポールがおすすめ。
設置が簡単で、価格もリーズナブルなので、ぜひご活用ください。