ユニバーサルデザインの看板では外国語表記が必須!

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現在では、街のさまざまな場所でユニバーサルデザインの看板が設置されるようになりました。
では、どうしてこのような看板が増えているのでしょうか?
今回のコラムでは、設置が進められている理由や設置する際の重要なポイントについて解説します。

外国人観光客の増加や日本で暮らす外国人が増えたことが理由の1つ

駅や空港、商業施設や観光地などには、ユニバーサルデザインの看板が設置されています。
以前と比べると、このような看板が多くの場所に設置されるようになりましたが、どうして設置が進められているのでしょうか?

大きな理由の1つと考えられるのが、次のような理由です。

外国人観光客の増加

まず、大きな理由の1つとして考えられるのが、外国人観光客の増加。
皆さんは、日本を訪れる外国人観光客がどのくらいいるか知っていますか?
日本政府観光局(JNTO)の資料によれば、訪日外国人観光客数は、次のようになっています。

● 2023年 25,066,350人
● 2022年 3,832,110人
● 2021年 245,862人
● 2020年 4,115,828人
● 2019年 31,882,049人
● 2018年 31,191,856人
● 2017年 28,691,073人
● 2016年 24,039,700人
● 2015年 19,737,409人
● 2014年 13,413,467人

(出典:日本政府観光局 年別 訪日外客数 出国日本人数の推移)

このデータを見てみると、コロナによる影響もありましたが、数千万人の外国人観光客が日本に来ていることがわかります。

日本で生活する外国人の増加

それから、もう1つしっかりと押さえておかなければいけないのが、観光で訪れる外国人だけでなく、日本で生活する外国人が増加しているということです。
出入国在留管理庁の資料によれば、令和6年末の在留外国人数は、376万8,977人となっており、過去最高となっています。
また、前年末比35万7,985人、10.5%増となっているそうです。
さらに、国籍・地域別で見てみると、上位10か国・地域は以下のようになっています。

・中国 873,286人
・ベトナム 634,361人
・韓国 409,238人
・フィリピン 341,518人
・ネパール 233,043人
・ブラジル 211,907人
・インドネシア 199,824人
・ミャンマー 134,574人
・台湾 70,147人
・米国 66,111人
(出典:出入国在留管理庁)

この資料を見てみると、日本で生活する外国人では、中国やベトナム、韓国やフィリピンなどの人が多くなっていることがわかります。

外国語表記を入れることで外国人にも情報が伝わる

日本を訪れる外国人観光客の増加や日本で暮らす外国人の増加のため、ユニバーサルデザインの看板に外国語表記を入れることが必須となるのです。
必須となる理由は、とても簡単で、日本語での表記だけでは、外国人に情報が伝わらない可能性があるため。

反対に、外国語表記を入れることによって、日本語がわからないあるいは日本語が読めない外国人であっても、必要な情報を手に入れることができるようになります。
外国語表記を入れることで、外国人にも情報が伝わるようになるというのが大きなメリットです。
外国語表記によって、外国人がより観光を楽しむことができる、より安心して日本で生活ができるようになります。

表記は複数の言語で行う

ユニバーサルデザインの看板に、外国語表記を入れる際に押さえておかなければいけないポイントがあります。
そのポイントとは、複数の言語で表記を行うことです。
皆さんは、外国語と聞くとどの言語をイメージするでしょうか?
おそらく多くの人は、英語を想像すると思います。
看板への表記は、たしかに英語で行われることが多いのですが、すべての外国人が英語を理解できるというわけではありません。

そのため、1つの言語だけで表記を行うのではなく、複数の言語で表記を行うと効果的です。
例えば、英語だけの表記にするのではなく、英語と中国語、英語と韓国語などのように、複数の言語で表記を行うのがよいでしょう。
そうすれば、例え英語がわからない外国人であっても、その他の言語で表記されている説明を見て、看板の内容を理解できる場合があります。

表記をする際の重要なポイント

さきほどは、外国語表記を行う際は、1つの言語で行うのではなく、複数の言語で行うのがよいと解説しました。
その他にも、表記をする際の重要なポイントがあります。
そのポイントとは、次のようなポイントです。

外国語表記が正しいかどうか確認する

複数の言語による外国語表記を行っておけば大丈夫と考えてしまう人が多いようですが、表記しただけでは効果的とは言えません。
重要なのは、その表記されているものが正しいかどうかということです。
実際に設置されている看板の中には、表記が正しいものではないもの、意味が伝わらないものなどもあるようです。

看板への表記は、表記が目的ではなく、外国人にもその内容が正確に伝わるようにするというのが主な目的となります。
ですから、表記したことだけで満足するのではなく、表記されているものが正しい表記であるか、意味が伝わるものであるかを確認しておきましょう。

正しい表記ではないのに、そのまま看板に表記してしまうと、外国人に正しい情報が伝わらなくなってしまいます。
また、正しい情報が伝わらないだけでなく、誤解されてしまうケースなども想定されるでしょう。
このような事態を避けるためにも、しっかりとチェックしておくことが大切です。

文字のサイズ

その他で注意しておきたいのが、文字のサイズについてです。
これは、外国語だけでなく日本語での表記の際も同じですが、文字のサイズを小さくしすぎないことが重要となります。

文字のサイズが小さすぎると、見づらいというだけでなく、必要な情報を見落としてしまうケースや必要な情報を見つけるまでに時間がかかってしまうでしょう。
外国人が必要な情報をスムーズにストレスなく入手できるようにするためには、文字のサイズに注意して表記を行いましょう。

必要な情報を載せる

観光目的で来日した外国人の場合、日本の文化などを理解できないことも多くなっています。
そのため、とくに観光地などでは看板を設置する際に、背景に関する情報など必要な情報も載せるようにしましょう。
初めて来た外国人でも理解できるように、必要な情報を省略せずに載せることが求められます。

おすすめの看板について

外国語表記を含む、ユニバーサルデザインの看板を作成したいと思っても、どれを選べばよいのかわからないという場合も多いでしょう。

そんな人におすすめしたいのが、こちらの商品です。

ミセル 直立サイン(差替え式)
ミセル 直立サイン(差替え式)
こちらの商品は、告知や案内を行う場合に便利な看板。
案内表示を差し替えて使える大型なのに、軽量の屋内看板となっています。
設置や移動も楽に行えて、しっかりと情報を伝えることが可能です。

説明会や選考会、就職フェアなどのイベントはもちろんですが、飲食店のメニューを載せる際や催事案内など、設置場所や目的にあわせて、さまざまな使い方ができます。

これから、ユニバーサルデザインの看板を作成・設置したいと考えているのなら、お気軽にご相談ください。
ミセルでは、さまざまな形状・サイズ・タイプ・カラーの看板をご用意しております。
目的や設置場所、予算などにあわせてお選びいただけますので、ぜひご活用ください。

▼製品詳細はコチラ
ミセル 直立サイン(差替え式)

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デザインテンプレート

まとめ

日本では、外国人観光客や日本で暮らす外国人の数が増加しています。
そのため、外国語表記のあるユニバーサルデザインの看板が求められるようになりました。
作成する際には、複数の言語を使って表記を行うこと、正しい表記であるか、意味がきちんと伝わるかなどをチェックしておく必要があります。
ユニバーサルデザインの看板を作成するなら、ミセルがおすすめです。

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