建設現場で多発する作業員の熱中症!注意喚起の方法とは?

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気温が高くなる夏場に、注意しておきたいのが「熱中症」です。
とくに、屋外で作業を行う建設現場での作業員の熱中症が目立つと言われています。
今回のコラムでは、建設現場における作業員の熱中を防ぐための、注意喚起の方法について見ていきましょう。

建設業では5年間で46人の死亡者が出ている

日本の夏は、気温が40℃近くになることもあり、熱中症に最も警戒が必要です。
皆さんは、熱中症と聞くと、「それほど重要なことではない」と思っていませんか?
しかし、熱中症は非常に危険なもので、最悪の場合には命を落としてしまうケースもあるのです。

厚生労働省の資料「令和3年 職場における熱中症による死傷災害の発生状況」によると、職場における熱中症による死傷者数の数位は以下のようになっています。

● 2017年 544人(14人)
● 2018年 1,178人(28人)
● 2019年 829人(25人)
● 2020年 959人(22人)
● 2021年 561人(20人)
※( )内の数値は死亡者数

また、同資料には業種別の熱中症による死傷者数も掲載されており、それによると以下のようになっています。

建設業
● 2017年 141人(8人)
● 2018年 239人(10人)
● 2019年 153人(10人)
● 2020年 215人(7人)
● 2021年 130人(11人)
※( )内の数値は死亡者数

このデータを見ると、5年間で878人(46人)が熱中症で死傷していることがわかるのです。
5年間で46人の方が熱中症によって亡くなっていることを考えると、放置できるような問題ではありません。

熱中症の危険性が高いのは7月や8月

ここまでは、建設業では5年間で46人の方が熱中症により、亡くなっていると解説しました。
建設現場などでは、気温が高い夏場でも、屋外で作業を行うことが多いため、熱中症のリスクが高いと言えます。
建設現場の責任者や建設業に携わる人が知っておきたいのが、熱中症の危険性が高い時期や時間帯についてです。

さきほど紹介した資料、「令和3年 職場における熱中症による死傷災害の発生状況」によれば、2017年以降の月別の熱中症の死傷者数を見ると、全体の8割以上が7月と8月に発生していたそうです。
つまり、気温が高くなりやすい、7月や8月はとくに熱中症への警戒が必要と言えるでしょう。

さらに、同資料では時間帯別の発生状況についても掲載されていますが、それによると2017年以降の時間帯別、死傷者数を見ると最も多いのは15時台で、次が14時台となっていたそうです。
また、日中作業を行った後で体調が悪化して、病院に搬送されるケースも多かったとのこと。
建設現場などで働く人や管理する人は、熱中症になりやすい時期や時間帯を事前にしっかりと把握しておくことが重要となります。

熱中症は、死亡につながる恐れのある非常に危険なものですので、十分な対策や注意喚起が必要となるのです。

建設現場での有効な熱中症対策

屋外で働く建設業は、どうしても熱中症のリスクが高くなってしまいます。
そのため、有効な対策を行うことが求められるのです。
実際に、建設現場ではどのような熱中症対策が行われているのでしょうか?
現場によって異なりますが、次のような対策が行われています。

● 適切な休憩場所の整備
エアコンの設置や冷蔵庫、製氷機などを設置して、作業員の身体を適度に冷やせるようにする。
自動販売機などを設置して、水分補給を行えるようにする。

● 作業時間の短縮を実施
夏場などは、高温多湿での作業が続くことになるため、十分な休憩時間を確保して、熱中症を予防。

● 通気性の良い服を着用
一般の人であれば、半袖のシャツを着るなど、服装によって体温を調整することができますが、建設業の場合は安全面から夏場でも長袖などを着用するのが一般的です。
そのため、現在では通気性の良い服やヘルメットなどが開発されています。

作業員への注意喚起には「ミセル メッセージポール」

建設現場では、多くの作業員がいるため、一人一人に注意喚起を行うのは難しい場合があるでしょう。
そんなときに、おすすめなのが「ミセル メッセージポール」を活用した作業員への注意喚起です。
熱中症は、自覚症状がなく進行している場合もあると言われていますので、注意喚起を行うことが大切。
注意喚起を行うことで、作業員が熱中症に警戒するようになります。
ミセル メッセージポールは、移動・設置が簡単なだけでなく、価格が非常にリーズナブルです。
1個から作ることができますし、灰皿付き、消毒容器台付き、パネル型などバリエーションも豊富。

大切な作業員の命を守るためにも、ミセル メッセージポールを活用して、熱中症への注意喚起を行いましょう。

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まとめ

建設現場では、作業員の熱中症が多発しています。
実際に、熱中症により命を落としてしまったケースもあるため、十分な対策や注意喚起を行う必要があるのです。
注意喚起の方法には、いくつかの方法がありますが、ミセル メッセージポールを使った注意喚起がおすすめ。
移動・設置が簡単なだけでなく、価格がリーズナブルなので建設現場に設置するのに最適です。

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