日本を訪れる外国人観光客が増加!多言語表記は必須となる?

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日本を訪れる外国人観光客は、毎年のように増加しています。
ただし、日本ではその受入体制が十分に整っていないケースもあるようです。
とくに、重要となるのが多言語表記の看板。
日本語だけで書かれたものでは、外国人観光客には、何が書かれているのかがわかりません。
今回は、「外国人観光客の増加によって、多言語表記の看板が必要になる!」という話をしていきます。

コロナ過では減少しているものの外国人観光客は増加傾向

皆さんは、日本にどのくらいの外国人観光客が訪れているか、知っていますか?
観光庁の統計データによると、訪日外国人旅行者数は、以下のようになっています。

● 2015年 1,974万人
● 2016年 2,404万人
● 2017年 2,869万人
● 2018年 3119万人
● 2019年 3188万人
(出典:観光庁「訪日外国人旅行者数・出国日本人数の推移)

コロナ過では、2020年~2022年まで大幅に減少してしまいましたが、それでも2015年~2019年までの統計を見ると、毎年増加していることがわかります。
コロナが収束すれば、再び日本を訪れる外国人観光客が増加すると考えられるでしょう。

観光客の増加によって多言語表記の課題が浮き彫りになる!

外国人観光客の増加は、経済面や日本の文化を知ってもらえるという点では、非常に良いことです。
しかし、同時に大きな課題も浮き彫りとなっており、十分な受け入れ態勢が整っていないとも言えます。
その大きな課題とは、「多言語表記」についてです。
多言語表記とは、そのままの意味で、複数の言語で表記されること。
例えば、日本語・英語・中国語・韓国語などの表記です。
多言語表記をすることで、日本人だけでなく、外国人にも案内や説明をすることができます。
ですが、この多言語表記には、さまざまな課題があるのです。

観光庁が行った、アンケート結果によると、「多言語表示・コミュニケーション別の困った理由」として、次のようなものが挙げられています。

【鉄道駅】 (場面) 今いる駅から目的地までの行き方を特定する際
● 表示言語数の不足 25.4%
● 多言語で書かれているが記載量が少ない 26.9%
● 多言語で書かれているが誤訳がある 12.9%
● 多言語で書かれているが固有名詞等の表現が統一されていない 5.5%

【飲食店】 (場面) 料理を選ぶ・注文する際
● 表示言語数の不足 29.5%
● 多言語で書かれているが記載量が少ない 14.0%
● 多言語で書かれているが誤訳がある 8.3%
● 多言語で書かれているが固有名詞等の表現が統一されていない 3.7%

【城郭・神社・仏閣】 (場面) 歴史・文化に関する説明を読む際
● 表示言語数の不足 37.3%
● 多言語で書かれているが記載量が少ない 25.4%
● 多言語で書かれているが誤訳がある 10.4%
● 多言語で書かれているが固有名詞等の表現が統一されていない 2.7%

(出典:観光庁「訪日外国人旅行者の受入環境整備における国内の多言語対応に関するアンケート)

上記に挙げた3つは、外国人観光客が利用することが多い施設です。
それぞれの施設の理由について見てみると、どの施設でも「表示言語数の不足」や「多言語で書かれているが記載量が少ない」という理由が多くなっており、ここに大きな課題があると言えます。

多言語表記がないと多くの問題が発生する

さきほどは、現在の外国人観光客の受入にどのような課題があるのか、について解説しました。
次に、考えておきたいのが、「多言語表記がない」あるいは「多言語表記が不十分」である場合に、どのような問題が起こるのかです。

一般的には、次のような問題が起こると考えられます。
● 目的地にたどり着けない
● 電車やバスなどで降りる場所がわからない
● 利用方法や操作方法がわからない
● 情報が入手できない
● クレジットカードが使えるかがわからない

観光目的で訪れる外国人は、移動する際に電車やバスなどを利用することが多いでしょう。
また、飲食店や小売店を利用することもあります。
もしも、多言語表記の看板がない、不十分という場合には、目的地にたどり着けなくなるという問題が起こるでしょう。
それから、電車やバスを利用しても、どこで降りればよいのかわからない、乗り換え先などもわからない可能性があります。

さらに、券売機などでは多言語表記になっていないと、利用方法や操作方法がわからずに困惑してしまうことでしょう。
日本語だけでの看板では、外国人観光客が得られる情報が限られ、必要な情報を入手できなくなってしまう恐れがあります。

他にも、外国人の場合には支払いの際にクレジットカードでの決済を希望する人が多いですが、何も書かれていないと、クレジットカードが使用できるのかわからないという問題も出てくるでしょう。

上記に挙げたような問題があると、日本にせっかく観光に来てくれたのに、日本の魅力が伝わりません。
また、店舗であれば商品やサービスを利用してもらうことができずに、売上につながらない恐れがあるのです。
ですから、外国人観光客が増加している現在では、多言語表記の看板が必須となると言えるでしょう。

言語の数やボリューム、正確性に注意

これからの時代は、多言語表記の看板が必要になる時代です。
しかし、押さえておかなければいけないのは、ただ作ればよいというものではないということ。

3つのポイントを押さえて、作る必要があります。
① 言語の数
② ボリューム
③ 正確性

まず、1つ目のポイントとなるのは、言語の数です。
よく見かけるものとしては、日本語と英語での表記がされている看板。
たしかに、英語での表記は効果的なのですが、英語で記載しているだけでは、十分とは言えないでしょう。
すべての外国人が、英語が得意というわけではないからです。
そのため、日本語や英語以外の言語でも表記をするとより効果的と言えます。

次に、考えておきたいのがボリュームです。
このボリュームとは、看板に記載されている文章の量のこと。
一言、二言では、意味が通じないものもあります。
必要な量の文章を記載することが大切です。

最後に、注意しておきたいのが正確性についてです。
外国語で表記を行う際には、インターネットなどで調べて、そのまま使用するというケースが多いと思います。
もちろん、正しい表現になっている場合もありますが、誤訳も多くなっているようです。
記載する際には、インターネットで調べるだけでなく、専門的な知識を持つ人やその言語を母国語としている人に確認するなどして、正確であるかを確認しておきましょう。

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まとめ

依然と比較すると、日本を訪れる外国人観光客の数は増加しています。
快適に観光を楽しむためには、多言語表記の看板が必須と言えるでしょう。
反対に、設置されていない、内容が不十分だと、困惑してしまうことになります。
多言語表記の看板を作るなら、価格がリーズナブルで、形状やサイズなどのバリエーションが豊富なミセルがおすすめです。
ぜひ、お気軽にご相談ください。

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