ピクトグラムはどうやって作るの?作り方について解説
看板デザイン日常生活の中の様々な場所で目にするピクトグラム。
見ただけで、情報を伝えることができ、子どもや外国人に情報を伝えるのにも役立ちます。
そんな、ピクトグラムを自分で作りたい!と考えている人もいることでしょう。
今回のコラムでは、「ピクトグラムの作り方」について解説します。
アプリを使って作る
ピクトグラムを作る方法は、1つではなく複数の方法があります。
その中でも、比較的簡単な作り方について見ていきましょう。
まず、紹介したいのがスマートフォン向けのアプリを使って作る、作り方についてです。
● pictmade 「ピクトメイド」
こちらのアプリは、ピクトグラムを組み合わせて、独自のイラストを作るというもの。
一覧から好みのものを選んで移動させたり、回転や拡大、縮小させて好きなものを作ることができます。
作成した後は、写真撮影をすることもできるので、SNSを使ってシェアする、あるいはどのような意味のピクトグラムであるかを当ててもらうなどの楽しみ方ができます。
気軽に作って楽しみたいという方に最適な作り方と言えるでしょう。
素材サイトを活用する
最初に、アプリを使って作る方法を解説しましたが、もう少し簡単に作ることができます。
その方法とは、ピクトグラムの素材サイトを活用するという方法です。
素材サイトを活用するメリットは、1から作る必要がないということ。
時間や手間をかけずに、作りたいという方には、おすすめの方法と言えるでしょう。
素材サイトは複数ありますが、次のようなものがよく知られています。
● human pictogram 2.0 (無料人物 ピクトグラム素材 2.0)
こちらの素材サイトでは、企画書やWEB制作、会議の資料などに無料で使えるサイトとなっています。
注意点としては、再配布や販売などは禁止されているということです。
利用可能な範囲については、しっかりと確認しておきましょう。
落ち込む人のピクトグラムや風船を渡すピエロなど、ユニークなものも多く、バリエーションが豊富であるのが大きな魅力です。
● ピクトアーツ 無料イラスト素材 配布サイト PictArts
こちらも無料でイラスト素材を提供しているサイトです。
商用使用も可能となっています。
印刷物やWEBデザイン、会社のホームページや動画などにも使用することが可能です。
ピクトグラムでは、スポーツに関するものなど様々なピクトグラムを提供しています。
さらに、3Dタイプのピクトグラムも提供しているので、幅広く利用することができるでしょう。
手軽に利用できるという点からも、イラスト素材をダウンロードして使うのは、非常に効率的と言えます。
利用する際には、しっかりと利用可能な範囲について事前に確認しておくことが大切です。
オリジナルピクトグラムの作り方について
アプリを活用する方法や素材サイトを活用する方法について解説しました。
とても簡単に作ることができますし、非常に便利ですが、オリジナルのピクトグラムを自分で作りたいという人もいるでしょう。
そのような人におすすめなのが、officeソフトを活用した作り方についてです。
具体的には、パワーポイントやエクセルを活用して作るというものです。
図形ツールや描画ツールを活用して、ピクトグラムを作ることができます。
パワーポイントやエクセルなどは、業務で使用しているという人が多く、操作がしやすいというメリットがあるでしょう。
ただし、自分で作らなければいけないため、手間や時間がかかるという点がデメリットとして挙げられます。
デザイナーに依頼する
ここまでは、ピクトグラムを自分で作るための方法について解説しました。
その他の作り方としては、プロのデザイナーに依頼するという方法もあります。
自分で作る場合には、コストを抑えられるというメリットはあるものの、理想通りのデザインができない、時間がなくて作れないという問題も起こってしまうでしょう。
しかし、プロのデザイナーであれば、どのようなデザインにしたいかという要望を伝えることで、イメージに近いものを作れる可能性が高くなります。
また、イメージや用途に合わせて、最適な提案をしてくれることでしょう。
デザイナーに依頼すると聞くと、高額なデザイン料がかかるというイメージがあるかもしれませんが、最近ではインターネット上でもデザインを引き受けてくれるデザイナーがいます。
ですから、必ずしもデザイン料が高額になるとは限りません。
自分で作る時間がない、あるいはどうしてもイメージを形にするのが難しい!という場合には、プロのデザイナーに相談してみるとよいでしょう。
まとめ
ピクトグラムの作り方には、様々な作り方があります。
スマートフォンのアプリを活用して作る方法や素材をダウンロードできるサイトを活用する方法があります。
それから、1から自分で作りたいという場合には、エクセルやパワーポイントを活用する方法もあるのです。
さらに、プロのデザイナーに依頼するという作り方もあります。