消火器は設置義務だけではない!表示する際のルールとは?

イメージ

火災が発生した場合、重要な役割を果たすのが消火器です。
消火器と聞くと、設置義務については知っている人が多いでしょうが、それ以外にも表示する際のルールがあることを知っていますか?
今回のコラムでは、消火器の位置を標識で表示する場合のルールについて解説します。

消火器の設置場所を表示しなければならない

建物で火災が発生した場合に、消火作業を行う際に活躍してくれるのが、消火器です。
この消火器についてですが、設置義務については多くの人が理解しているものの、それ以外のルールについては、知らないという人が多いでしょう。

消火器は設置だけすればよいというものではありません。
消火器が設置されている場所を、標識を使って表示しなければならないのです。
皆さんも、消火器が設置されている近くで、「消火器」と書かれた標識を見たことがあると思います。

標識の標示に関するルールについてですが、ルールでは床面からの高さ1.5m以下で見やすい位置に消火器と書かれた標識を表示しなければならないことになっています。

また、最近では消火器と書かれた標識ではなく、消火器のピクトグラムが使われるケースも増えているのです。
この背景には、外国人が多く訪れているためという理由があります。
日本人であれば、「消火器」と漢字で書かれていれば、文字が読めますし、意味を理解することも可能です。

しかし、外国人の場合には、漢字が読めないケースが圧倒的に多く、標識を見ただけでは、意味を理解できない場合があります。
その点、文字ではなく絵文字を使って表示するピクトグラムであれば、文字が読めない外国人であっても、設置場所や何が設置されているのか、について素早く理解することができるのです。

消火器のピクトグラムについては、外国人が多く訪れる場所、利用する場所などに設置されるケースが増えています。
具体的には、空港や鉄道、商業施設や宿泊施設などです。
また、オリンピックやパラリンピック開催時には、関連する施設などでもピクトグラムによる表示が行われています。

消火器によって雰囲気が壊されてしまう場合がある

消火器は、最初に解説したように、火災が発生した場合の初期消火では、非常に大きな役割を果たしてくれます。
施設はもちろんですが、一般の家庭でも準備しておきたいアイテムです。
しかし、消火器について悩みを抱えているというケースもあります。

その悩みとは、次のようなものです。
おしゃれなビルやオフィスなどの空間の雰囲気を壊してしまうというもの。
どれだけおしゃれな空間であっても、無造作に消火器が設置されていると、その空間の雰囲気を壊してしまう、現実世界に引き戻されてしまうという場合があります。

建物の多くは、消火器の設置が義務付けられていますが、それによって雰囲気が壊れてしまうというのはできるだけ避けたいものです。
おしゃれな雰囲気を壊さずに、消火器を設置して、必要なときに使える状態にしておくのが理想と言えるでしょう。

消火器を設置する際の注意点

消火器は、ただ設置して、標識を使って表示を行えばよいというものではありません。
さまざまな点に注意しなければならないのです。
主な注意点としては、次のようなことが挙げられます。

● 直射日光のあたる場所や湿度の高い場所を避ける
最も注意しなければいけないのが設置場所です。
設置場所を検討する際には、直射日光を避けることや湿度の高い場所を避けるのがポイントとなります。
さらに、水がかかる場所や火気器具の近くも避けなければなりません。
それから、万が一の際にすぐに使えるように、使いやすい場所、誰でもわかる場所に設置することも大切です。

● 地震などの際に転倒しないようにしておく
また、消火器を設置する際に注意しておきたいのが設置方法について。
消火器をそのまま床に置いておけばよいというものではありません。
日本は自然災害が多く、地震などが発生する場合があります。
そのため、地震などが発生した場合に、消火器が転倒しないように設置することが重要です。

● 耐用年数が過ぎているものは使わない
消火器を設置する際に注意しておきたいのが、耐用年数について。
消火器はずっと使用できるというものではありません。
それぞれ耐用年数が決められています。
そのため、耐用年数を確認して、耐用年数が過ぎたものは使わない、そして適切に廃棄を行うようにしましょう。

では、耐用年数を過ぎた消火器をなぜ使用してはいけないのか、ということですが、破裂してしまう可能性があるからです。
消火器が破裂してしまえば、周囲が汚れるだけでなく、怪我をしてしまう可能性もあります。
ですから、耐用年数を過ぎた消火器を使用するというのは非常に危険です。

● 定期的に消火器の点検を行う
消火器については、耐用年数が過ぎているものは破裂する危険性があると解説しました。
ですが、破裂する可能性があるのは、耐用年数を過ぎたものだけとは限りません。
消火器が変形しているものやさびてしまっているものなども危険性があります。
それから、破裂事故の危険性だけでなく、火災が発生した際に使用できない状態になっている場合もあるのです。
とくに、消火器のホースの部分が損傷してしまっているという場合には、正常に使えない可能性があります。

設置していても、必要なときに使えないというのは大きな問題です。
火災が発生してから、使用できないことに気づくというのでは、遅いので事前にチェックしておく必要があります。
設置している消火器については、定期的に問題がないかどうかを確認しておきましょう。
もしも、点検をしている際に問題が見つかったという場合には、早めに専門業者に相談するのがおすすめです。
火災は、いつ起こるのかわからないので、対応を後回しにしないことが重要となります。

「ミセル 消火器かくれんぼ」を使うことで雰囲気が壊れない


おしゃれな空間では、できるだけ空間の雰囲気を壊さずに、消火器を設置しておき、必要なときに消火器が使えるようにしたいものです。
しかし、現実的にそのようなことは可能なのでしょうか?

結論から言えば、あるアイテムを活用することで、実現することができます。
そのアイテムとは、「ミセル 消火器かくれんぼ」です。
こちらは、無造作に置かれている消火器をおしゃれに収納することができます。
樹脂製タイプで、軽量で扱いやすく、価格も非常にリーズナブルなのが大きな魅力です。

収納方法についても非常に簡単で、消火器に被せるだけで簡単に収納できます。
また、ビルやオフィスなどの雰囲気にあったデザインをお選びいただくことができますので、おしゃれな空間の雰囲気を壊すことがありません。
大理石風や木調などが選べますし、色や模様なども選択することができます。

ビルやオフィスのおしゃれな雰囲気を壊さずに、消火器をおしゃれに収納したいとお考えなら、ぜひミセル 消火器かくれんぼをご活用ください。

▼製品詳細はコチラ
ミセル 消火器かくれんぼ

▼デザインテンプレートはコチラから
デザインテンプレート

まとめ

消火器は設置義務だけでなく、標識を使って表示しなければならないルールとなっています。
そのため、しっかりとルールに基づいて表示を行いましょう。
また、消火器をそのまま設置してしまうと、空間の雰囲気が壊れてしまう場合があります。
このような場合には、ミセル 消火器かくれんぼがおすすめです。
雰囲気を壊さずに、おしゃれに消火器を収納することができます。

コラム一覧へ

本サイトではより良いサービス提供のために、Cookie情報を通してお客様の利用状況データを収集しています。同意される方は「同意する」ボタンを押してください。 同意しない方はリンク先よりオプトアウト設定をお願い致します。 収集した個人情報の取扱いについてはプライバシーポリシーよりご確認下さい。