駐車違反をしている車に貼られる張り紙は誰が貼っている?

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駐車違反をした場合には、その車に張り紙が貼られるのが一般的です。
では、その張り紙は一体誰が貼っているのでしょうか?
今回のコラムでは、「駐車違反をしている車に張り紙を貼っているのは誰か?」「駐車違反をさせないための対策」について解説します。

都内での違法駐車の台数は40,000台以上

皆さんは、普段の生活の中で、駐車違反をしている車を見かけたことがありますか?
おそらく多くの人が見たことがあると回答するでしょう。
まず、知っておきたいのが、駐車違反(違法駐車)をしている車がどのくらいあるのか、ということです。

警視庁の資料によれば、都内全域における路上駐車(違法)台数は、次のようになっています。

【四輪車の路上駐車(違法)台数】
● 令和元年 51,913台
● 令和2年 46,839台
● 令和3年 48,036台
● 令和4年 47,517台
● 令和5年 45,416台

【二輪車の路上駐車(違法)台数】
● 令和元年 8,394台
● 令和2年 6,286台
● 令和3年 6,290台
● 令和4年 6,474台
● 令和5年 6,156台

(出典:警視庁 「放置駐車等追放対策」)

上記の資料を見るとわかりますが、違法駐車をしている車の数は非常に多く、四輪車の場合には、40,000台以上もあることがわかります。
当然、警察もしっかりと対策を行っていますが、まずは違法駐車をしないというドライバーの意識が大切と言えるでしょう。

駐車違反(違法駐車)は渋滞や事故の要因となる

最初に、違法駐車を行っている車は、皆さんが想像しているよりもはるかに多いということがわかりました。
次に理解しておかなければならないのが、「なぜ違法駐車をしてはいけないのか?」ということです。
その主な理由としては、次のようなものが挙げられます。

● 交通渋滞の要因となる
まず大きな理由として挙げられるのが、交通渋滞の要因となることです。
違法駐車している車が多いと、スムーズな通行が難しくなってしまいます。
そのため、交通渋滞が発生する可能性が高まるのです。

● 交通事故の要因となる
もう1つ大きな理由として挙げられるのが、交通事故の要因となること。
違法駐車している車の陰から人が飛び出してくれば、交通事故につながるリスクが高まります。
さらに、自転車が違法駐車している車を避けるために、車道側によってくると、接触事故のリスクが高まるでしょう。
それから、駐車している車を避けるために進路変更をした際に、他の車と衝突事故を起こすケースや駐車している車に衝突する事故も実際に起きています。

違法駐車をしているドライバーからすれば、すぐに戻ってくるから、少しの時間であれば大きな問題にはならないと考えているようですが、少しの時間であっても、交通事故のリスクは高まるのです。

駐車違反の張り紙は警察官や駐車監視員が貼っている

駐車違反をしている車には、張り紙が貼られるのが一般的ですが、これは誰が貼っているのでしょうか?
ご存知の方も多いと思いますが、駐車違反をしている車に張り紙を行っているのは、警察官や駐車監視員です。

この駐車監視員とは、警察署長の委託を受けた法人において、巡回を行い放置車両の確認や放置車両確認標章(一般的には張り紙とも呼ばれる)を貼りつける業務を行っている人。

また、この張り紙をされた場合には、原則として警察署に出頭、反則金の納付や違反点数の加算などが行われることになります。
そのため、ドライバーは短い時間であっても駐車違反をしないように注意が必要と言えるでしょう。

駐車違反をしないためには駐車場を利用すること

駐車違反をした場合には、警察に出頭したり、反則金の納付や違反点数の加算などが必要となります。
では、駐車違反をしないためには、どうすればよいのでしょうか?
具体的な対策としては、次のようなものがあります。

● 駐車場を利用する
まず、具体的な対策として挙げられるのが、駐車場を利用することです。
違法駐車をした場合には、大きな問題となりますが、駐車料金を支払って、駐車場を利用すれば大きな問題にはなりません。
地域によっては、駐車料金が高額になってしまう場合もありますが、違反をしないためには、きちんと駐車場を利用することが大切です。

旅行や出張などで、土地勘のない場所に行く際には、近くの駐車場の場所や料金についてしっかりと確認しておくと安心できます。
現在では、駐車場などを調べられるサイトやアプリなどが充実していますので、比較的簡単に見つけることができるでしょう。

● できるだけ駐車場所を確保するようにする
これはドライバーではなく、施設などの管理者が行うべき対策となりますが、管理者はできるだけ駐車場所を確保するようにすることです。
当然ですが、施設等に駐車場がないという場合には、その施設の利用者が違法駐車をしてしまうリスクがあります。
反対にしっかりと駐車場所を確保されていれば、そのようなリスクも小さくなるでしょう。

それから、施設等の場合には、駐車場所が必要となるのは利用客だけではありません。
納品などで運送業者が利用するケースも考えられます。
そのため、このような運送業者のためにもしっかりと駐車場所を確保するようにしましょう。

私有地の場合にも対策が必要

道路上であれば、道路交通法が適用されますし、警察も取り締まりを行うことができますが、私有地の場合には、道路交通法は適用されません。
また、私有地に無断駐車されてしまった場合も警察が対応してもらえないケースがあります。
これは、民事不介入という原則があるためです。
そのため、私有地の場合にも無断駐車をさせないための対策が必要となります。
対策には、防犯カメラの設置など、さまざまな対策がありますが、よく使われているのが、看板を使った対策です。
看板は、防犯カメラよりもコストを抑えて設置ができますし、防犯カメラよりも簡単に設置ができます。
看板の種類にもよりますが、工事不要で設置できるものが多いです。

そのため、私有地における無断駐車対策としておすすめと言えるでしょう。

ミセル メッセージポールがおすすめ

無断駐車対策として活用できる看板には、さまざまなタイプのものがありますが、その中でもおすすめなのが、「ミセル メッセージポール」です。

こちらは、オリジナルデザインが可能なおしゃれなメッセージポールとなっています。
また、灰皿付き・消毒容器付き・パネル型などバリエーションが豊富で、設置場所や目的にあわせて設置ができるのも大きな魅力です。

私有地への無断駐車や無断駐輪対策はもちろんですが、誘導や告知などの目的にもご活用いただけます。

さらに、設置が簡単に行えて、持ち運びにも便利です。
「最近、施設の前に無断駐輪や無断駐車が増えて困っている!」「できるだけコストを抑えて無断駐車対策を行いたい!」と考えている人におすすめ。

ミセル メッセージポールはすでに、さまざまな施設でご活用いただいております。
あらゆるシーンで活躍してくれるので、あると非常に便利です。
対策をどうしようか迷っているという場合には、ぜひミセル メッセージポールの設置を検討してみましょう。

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ミセル メッセージポール

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デザインテンプレート

まとめ

駐車違反(違法駐車)をしている車の数は、想像よりも多くなっており、交通渋滞や交通事故の要因となっています。
そのため、ドライバーは駐車違反をしないことが重要です。
張り紙は、警察官や駐車監視員が貼っており、貼られた場合には、警察への出頭や反則金の納付等が必要となります。
駐車違反をしないためには、しっかりと駐車場を利用することが必要です。

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