サイン看板ならテラモトのMISEL（ミセル）

店舗や施設では、イベントなどで多くの客が訪れるという場合があります。
警備員を配置している場合には、警備員に任せることもできますが、そうでない場合には、従業員が駐車場誘導を行わなければならないケースもあるでしょう。
今回のコラムでは、「駐車場誘導をスムーズに行うためのコツ」について解説します。

駐車場では後退時に事故が発生しやすい

駐車場誘導のコツについて解説する前に、理解しておかなければいけないのが、どのような状況で事故が発生しているか、ということです。
駐車場で発生する事故は、次のようなケースで発生しています。

● 後退時
車が駐車スペースに駐車する際に、バックで駐車するケースが多いと思いますが、その際に隣に駐車している車と接触する、壁やフェンスに接触するというケースがあります。
車がバックする際には、事故が起こりやすいということを理解しておきましょう。

● 駐車している車両や柱などの死角から歩行者が現れるとき
駐車場内で、突然歩行者が車両や柱などの死角から現れて、ヒヤッとした！という経験ありませんか？
駐車場内には、さまざまな死角があるため、歩行者と車の接触事故が起こりやすくなっています。

● 後続車との接触
駐車場では、混雑している際、後続車がいるというケースも珍しくありません。
後続車がいるのに、不用意にバックしてしまう、あるいは駐車スペースから出ようとしてしまうなどの状況では、後続車と接触する危険性が高まります。
不用意にバックするのは非常に危険です。

駐車場での事故を防ぐためのポイント

駐車場では、後退する際に接触してしまう危険性や視覚から歩行者が現れる可能性があります。
接触事故が起きると、怪我をしてしまうのはもちろんですが、最悪の場合には、命を奪ってしまうことにもなりかねません。
そのため、十分な注意が必要です。
駐車場での事故を防ぐためには、次のようなポイントに注意しましょう。

● バックモニターだけに頼らない
最近の車には、バックモニターが搭載されている車も多く、バックする際にはモニターを見ながらバックをする人も多いと思います。
しかし、それだけに頼ってしまうと、周囲の情報を把握しきれずに、事故が起きる可能性があるのです。
バックモニターだけに頼るのではなく、目視で後方もしくは左右などの安全を確認することが大切となります。

● 駐車場では徐行を行う
駐車場の基本とも言えますが、とにかく徐行をするということです。
徐行をしていれば、仮に死角から歩行者が出てきたとしても、接触せずに済む可能性が高まります。
駐車場では、いつでも停止できるようにしておくことが大切です。
駐車場には死角が多く、いつ歩行者が飛び出してくるかわからないということを意識しましょう。

● 乗り降りする際には隣の車に注意
意外と忘れてしまいがちなのが、隣の車の存在です。
無事に駐車できると、ドライバーはホッとしてしまうと思います。
ですが、隣に駐車している車もありますので、ドアを開けた際にドアが隣の車に接触してしまうことも考えられるでしょう。

また、思わぬ形で隣の車にドアが接触してしまうケースがあります。
例えば、強風の場合です。
強風の場合には、風の勢いで思ったよりも勢いよくドアが開き、接触してしまうことがあります。
それから、子どもを乗せている際にも注意が必要です。
子どもの場合は、周囲の状況を確認せずに、ドアを開けてしまうことがあります。
ですから、子どもを乗せている場合には、十分な注意が必要です。

駐車場誘導のコツについて

イベントや学校の行事などで、従業員や関係者が、駐車場誘導を行わなければいけないというケースもあります。
そのような場合でも、スムーズな案内、事故の防止が求められるでしょう。
駐車場誘導をスムーズに行うためのコツには、次のようなものがあります。

● ドライバーに指示を明確に伝える
最も大切なことは、指示を明確に伝えることです。
「進め」「止まれ」などを明確に伝える必要があります。
なぜなら、この指示が明確になっていないと、進んでよいのか、止まれなければいけないのか、がわからず混乱してしまうからです。
他の従業員とともに、進めや止まれの指示をしっかりと決めておきましょう。
指示がバラバラだと、混乱してしまうため、統一しておくことが大切です。

● 立ち位置に注意する
次に重要となるのが、駐車場誘導を行う場合の立ち位置について。
「見える場所であれば、どこでもよいのでは？」と考える人もいるでしょうが、自分がドライバーになった際の気持ちで行う必要があります。

車の前に立っている、あるいは死角となるような位置に立っていると、ドライバーの視界を遮ることになりますし、接触事故が起こる可能性が高まってしまうのです。
ですから、ドライバーの視界を遮らない、車の前に出ないなど、立ち位置に注意しましょう。

● あわてない
駐車場に出入りする車の数が多いと、どうしてもあせって誘導をしてしまうというケースがあります。
しかし、誘導する人があせっている姿を見ると、ドライバーもあせってしまい、操作ミスや接触事故のリスクが高まってしまうのです。
例えば、あせっていて、アクセルとブレーキを間違えてしまうという可能性もあります。
あるいは、あせっていて、ハンドルを切り過ぎてしまうなども考えられるでしょう。

あわててしまうと、大きな事故につながりやすくなるため、誘導を行う際はあせらないことが大切です。

警備員を配置することも検討すべき

駐車場では、これまで解説してきたように、事故のリスクが高くなっています。
駐車場誘導をスムーズに行うためのコツについて、解説しましたが、いきなりできるというものではありません。

そのため、警備員を配置するのもよいでしょう。
多くの客が訪れるという場合などは、慣れていない人が誘導を行うよりも、慣れているプロに任せた方が、スムーズに誘導することができます。
コストがかかるというデメリットはありますが、警備員を配置することも検討してみましょう。

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まとめ

駐車場では、後退時などに接触事故が起こりやすいと言われています。
また、死角が多く、車と歩行者が接触してしまう事故も起きているのです。
そのため、駐車場誘導をスムーズに行うことが求められます。
スムーズに行うコツは、指示を明確にすることや立ち位置に注意することです。
それから、スムーズに行うのなら、ミセル　フラパネルがおすすめ。
ぜひ、ご活用ください。