立ち入り禁止看板とは。種類、意味、おすすめデザインなどを徹底解説
看板デザイン街のあちこちで見かける「立ち入り禁止」の看板。数ある種類の看板やサインのなかでも、特に身近な存在ですが、いざ施設などに設置するときにはデザインやキャッチコピー、掲げる場所や位置などに困ってしまう人は少なくありません。
そこで今回は、サイン看板制作を手がけるミセル(MISEL)が立ち入り禁止看板の基本情報からおすすめのデザイン、看板の種類などを徹底解説します。
この記事を読めば、立ち入り禁止看板を制作する際に必要な知識を理解できるのでぜひチェックしてみてください。
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立ち入り禁止とは
「立ち入り禁止」とは、特定の場所や範囲に足を踏み入れるのを禁じることを指す言葉です。立ち入り禁止に指定される場所は多種多様ですが、そのなかでも代表的な場所と範囲について例を挙げてみましょう。
立ち入り禁止にされがちな「場所」と目的
「関係者以外立ち入り禁止」や「この先、私有地につき立ち入り禁止」といった警告を掲載したサイン看板を目にしたことがある人は多いはずです。
その目的はトラブルの防止であることがほとんどです。例えば、施設の設備室に一般人が入ってしまうと事故が起こってしまう可能性があるほか、飲食店や小売店のバックヤードは盗難や衛生面のリスクが高まってしまいます。
立ち入り禁止の警告をしているにも関わらず、他人に侵入されてしまった場合は「建造物侵入罪」および「住居侵入罪」に問える可能性があります。
逆に立ち入り禁止のサイン看板を設置するなど明らかに警告していなければ、仮に立ち入られても罪に問えない可能性が高まります。
そのため、公共・私有地を問わずあちこちで「立ち入り禁止」のサイン看板を目にすることが多いのです。
立ち入り禁止にされがちな「範囲」と目的
立ち入り禁止の場所と比べると、範囲についてはピンとくる人はあまり多くないのではないでしょうか。
立ち入り禁止の範囲の代表例は、「ゼブラゾーン」といわれる道路標示です。「標示」なので、立ち入り禁止という文言を直接使うことはありません。法律などで「立ち入り禁止」という意味を定められたマークなどを運転手に示すのです。
ちなみに道路標識で車が通行も停止もできない立ち入り禁止の標示は、路面電車の停留所などに使われる「安全地帯」と交差点に設けられる「立ち入り禁止部分」の2つです。
立ち入り禁止看板の種類
サイン看板の種類は様々あり、立ち入り禁止の警告にベストなものは設置する場所や位置によって異なります。その中でも代表的な4種類のサイン看板について、それぞれに適した場所や特徴についてまとめたので確認してみましょう。
立ち入り禁止看板1:ボード・室名札
立ち入り禁止看板のなかで、最もシンプルでコンパクトなのが「室名札」です。ドア横やそのものに設置に適しており、警告の対象をドアの前に立った人など必要最低限に押さえられるのがメリットです。
室名札やボードの立ち入り禁止のキャッチとしては、一般的な「立ち入り禁止」のほか「関係者以外の入室を禁ずる」や「入室厳禁」などがあります。
立ち入り禁止看板2:表示板
室名札よりもサイズと訴求範囲が広いのが「表示板(表示プレート)」です。立ち入りを禁止する場所の壁、フェンス、ドアそのものに取り付けることが一般的です。「立ち入り禁止」の警告を室名札よりも大きなフォントサイズで示せるほか、イラストやピクトグラムなどを使って視覚的に訴えかけることも可能です。
海外の人にも伝わりやすいこともあり、特に目にする機会が多い立ち入り禁止のサイン看板です。
立ち入り禁止看板3:スタンド看板
通路や地面に設置できるので、見落とされるリスクを最小化できるのが立ち入り禁止のスタンド看板です。従業員専用のエリアに続く通路や専用駐車場などに設けられることが多く、耐久性が高い樹脂製が多く用いられています。
足を広げて利用する小型から、中に水を入れることで勝手に移動しにくくできる大型のタイプまであります。また、キャッチなどを表示できるスペースも表示プレートと同じかそれ以上のものもあるので、屋外でも十分に立ち入り禁止を警告することが可能です。
立ち入り禁止看板4:MISEL(ミセル)メッセージポール
汎用性と訴求力のどちらも高い立ち入り禁止のサイン看板が「MISEL(ミセル)メッセージポール」です。屋内外問わず利用できるほか、立ち入りスペースの前や通路に直接置けるので確実に視認してもらうことが可能。複数のメッセージポールを紐や帯などでつなげることで、物理的に通路などを封鎖することもできます。
同様の利用方法は、通常の三角コーンでも可能です。ただ、四角推のポールであれば、最大四面に立ち入りのキャッチコピーやイラストを掲示できるので、訴求力をさらに高められます。
※関連ページ:ミセル メッセージポール
立ち入り禁止看板のデザイン
立ち入り禁止看板のデザインには様々な種類がありますが、主に「テキスト」と「イラスト」のいずれかをメインとすることがほとんどです。それぞれに適した場所やケースを以下で紹介します。
テキスト中心の立ち入り禁止看板
テキストの立ち入り禁止看板は、駐車場や私有地などに設置されることが多いです。テキストを中心とすることで「立ち入り禁止」以外の警告や注意書きを書き加えられることが最大のメリットで、主に以下のような文言が記されます。
■テキスト中心の立ち入り禁止看板の注意書き
・関係者以外の方は立ち入らないでください
・無断広告、張り紙などは取り付けないでください
・セールス、勧誘等は一切お断りさせていただきます
・敷地内にゴミの不法投棄や犬のフンを放置しないでください
・当店の利用以外の目的での駐車はやめてください
・不審者は発見次第、警察に通報します
このように1つの看板で複数の禁止事項が提示できます。また、罰金や通報、使用料といったテキストを追加することでルールが破られるリスクを下げることも期待できます。
一方、テキストの内容を読み取るのに時間がかかってしまうほか、日本語が理解できない外国人には訴求が難しいことがデメリットです。設置する際は、立ち入り禁止を伝えたい対象の属性などをしっかりと見極めてから、最適な内容をテキスト化することをおすすめします。
テキスト中心の立ち入り禁止のサイン看板は、ある程度の大きさが必要なため、大きめの表示プレートを用いることが一般的です。
イラスト中心の立ち入り禁止看板
ピクトグラムとキャッチだけを使った立ち入り禁止は、視認性が高く幅広い人に理解してもらいやすいことが特徴です。ピクトグラムとは、日本で生まれて世界に広がった情報を絵で表す「視覚記号(絵記号)」のことです。
立ち入り禁止の場合、標識で利用される斜線が入った赤い円の中心に人のピクトグラムを設置して描かれることが一般的で、その下に「立ち入り禁止」という赤色に白抜きの文字で視覚的に警告を訴えます。
言語や文化が違う人でも意味を理解しやすいことが大きな特長で、テキスト中心の立ち入り禁止看板と比べると、イラストは大きく表示しやすく視認性を高めることも容易。さらにメッセージポールから表示プレート、スタンド看板など幅広い立ち入り禁止のサイン看板に使えることも大きなメリットといえるでしょう。
適切な種類とデザインの立ち入り禁止看板を設置しよう
意外と奥深い立ち入り禁止看板について解説しました。なんとなく設置するだけでは、リスク回避に万全を期すことはできません。設置する目的と対象者、場所や位置などを明確にして適切な看板の種類とキャッチを考えることをおすすめします。
MISEL(ミセル)では、メッセージポールをはじめ多種多様な立ち入り禁止看板を提供しています。デザインも無料で自由に使えるWebデザインツールを使えば、簡単にイメージすることも可能です。
立ち入り禁止看板の設置を検討している方やお困りの方がおられましたら、ご相談ください。
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