違法駐輪を取り締まる法律にはどのようなものがある?

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駅前などでは、違法駐輪をしている自転車を見かけることがありますが、取り締まる法律には、どのようなものがあるのでしょうか?
今回のコラムでは、「違法駐輪を取り締まる法律」について解説します。

無断駐輪をした場合には、住居侵入罪に問われる可能性がある

違法駐輪に頭を悩ませているという方も多いと思いますが、そもそも違法駐輪とは、法律上どのような犯罪に問われるのでしょうか?

● 住居侵入罪 刑法130条
正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者は、三年以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。(刑法第130条より引用)

刑法130条には、上記のように書かれており、違法駐輪を行うために、勝手に他人の駐輪場に立ち入った場合には、住居侵入罪に問われる可能性があるそうです。

● 道路交通法44条
車両は、道路標識等により停車及び駐車が禁止されている道路の部分及び次に掲げるその他の道路の部分においては、法令の規定若しくは警察官の命令により、又は危険を防止するため一時停止する場合のほか、停車し、又は駐車してはならない。
二 交差点の側端又は道路の曲がり角から五メートル以内の部分

(道路交通法第44条より引用)

違法駐輪をしている場所が道路の上記のような部分であった場合には、道路交通法違反となる場合があります。
自転車は、車両に含まれますので、自動車と同様に違法行為となるのです。

違法駐輪を行った場所によっても異なりますが、法律上では住居侵入罪や道路交通法違反などの罪に問われる場合がありますので、違法駐輪は絶対に行わないようにしましょう。

私有地の場合には警察が介入できない場合がある

違法駐輪がどのような罪に該当するのか、について解説しましたが、どのような場合でも必ず罪に問われるということではありません。
例えば、私有地の場合です。
土地の所有者としては、勝手に駐輪されていることから、警察に通報してすぐに対処してもらいたいと考えることでしょう。
しかし、実際には民事不介入の原則というものがあります。
これは、簡単に言えば、民事の争いに介入するべきではないという警察の原則のことです。
そのため、私有地でのトラブルについては、通報しても警察が介入できないという場合があります。

ですから、違法駐輪ですぐに警察に通報するというのは、正しい判断とは言えない場合があるのです。
もちろん、駐輪されている自転車に盗難届が出ているなど、犯罪に関わるようなものであれば、警察が介入してくれるでしょうが、そうでないという場合には、介入してもらえないケースも想定しておきましょう。

では、警察以外に違法駐輪について相談したいという場合にはどうすればよいのでしょうか?
警察以外であれば、弁護士に相談するという方法があります。
弁護士は、法律に関する専門家ですので、法律に基づいて適切な対応を行ってくれるでしょう。
また、法律に基づいて、どのような対応を行うべきかをアドバイスしてくれます。
違法駐輪の自転車を勝手に処分してしまうと、反対に罪に問われてしまう可能性があるため、法律の専門家である、弁護士に相談しながら対応を検討するとよいでしょう。

違法駐輪対策にはミセルメッセージポール


違法駐輪をされてしまうと、対応するのにも手間や時間がかかります。
さらに、大きなトラブルに発展してしまうこともあるため、しっかりとした対策を行うことが大切です。
具体的にどのような対策を行えばよいのか、についてですが、ミセルメッセージポールを活用した対策がおすすめ。

ミセルメッセージポールは、持ち運びが簡単で、軽量となっており、設置も楽に行えるのが大きな魅力です。
ベルトパーテーションなどと組み合わせて使用することで、駐輪禁止エリアを簡単に構築することができます。
遠くからでも禁止されているエリアであることがわかるので、効果を期待することができるでしょう。
さらに、ミセルメッセージポールは、バリエーションが豊富な点も大きな魅力です。
灰皿付きや消毒容器台付き、パネル型などがあります。
違法駐輪以外の目的でも利用が可能です。
価格も非常にリーズナブルで、1個から作成が可能となっております。
そのため、必要な場所に必要な数だけ設置ができるのです。

違法駐輪を未然に防ぐためにも、ぜひミセルメッセージポールをご活用ください。
その他にも、様々な看板をご用意しております。

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まとめ

違法駐輪を行うと、住居侵入罪や道路交通法違反などの罪に問われる場合があります。
ただし、私有地の場合には警察が介入できないという場合もあるため注意が必要です。
警察以外では、弁護士に相談してみるとよいでしょう。
違法駐輪を未然に防ぐためには、ミセルメッセージポールを活用した対策がおすすめです。
ぜひ、ご活用ください。

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