強風に注意!看板が転倒するリスクと対策とは!

イメージ

看板を設置する際に、集客効果を重視する人は多いと思います。たしかに看板のデザインはとても重要ですが、それと同じくらい看板設置における「安全面」にも気を配らなければなりません。
看板設置のルールはこちらの記事で紹介しましたが、その中でも特に看板の転倒は発生するケースも少なくないので注意が必要です。
今回は看板が転倒することでどのようなリスクを被るのか、そのリスクを避けるためにはどんな対策を講じればいいのかを解説していきましょう。
 

【こちらの記事も読まれています】
梅雨入り前に要チェック!雨に強い看板・サインの特徴とは
看板の紫外線対策もデザインの一つ。色褪せの原因と劣化の対策のコツとは

看板が転倒する原因とリスクとは

強風の影響で転倒しやすい看板の種類としては、袖看板や壁面看板、建植看板などが挙げられます。

袖看板は、建物の外壁から横に突き出す形で取り付けられている看板です。
外壁に固定されているので、普段は落下したり外れたりする心配はありませんが、建物に対して垂直に取り付けられているため、風を受ける面積が広く強風の影響を受けやすく、突風が吹くと外れてしまうケースがあるのです。
特に取り付けてから年月が経過していると、金具が緩んだり腐食していたりするため、外れる危険性も高くなります。
そのまま放置して強風で落下したり飛ばされたりすると、人や車などに当たる可能性があり、非常に危険です。

壁面看板は外壁に貼り付けられている看板のことです。
袖看板ほど強風の影響は受けませんが、金具が緩んだり腐食したりすると、落下の危険性が高まります。

建植看板は建物とは独立した形で、足が付けられ立てられている看板です。
大きな建植看板は袖看板と同様に、風を受ける面積が広いため、強風の影響を強く受けます。

正面や背面から突風を浴びると、転倒したり飛ばされたりすることも多いです。
毎年2月から4月にかけての時期には、春一番など強風が吹きやすく、看板の転倒や落下による事故が多発しています。
秋の時期も、台風などの影響で看板が転倒しやすい時期です。
看板が通行人などに当たってケガをさせてしまうと、責任を問われてしまう可能性があります。
このようにお店のイメージ悪化にもつながりかねないため、転倒防止対策を講じておく必要があります。

屋外看板の代表格A型看板の転倒防止法とは

A型看板は、店舗などの入口に立てて設置するタイプの屋外看板です。
小型で取り扱いやすいため、路面店などの前に設置されていることが多いのですが、袖看板などのように固定されているわけではないので、弱い風でも転倒のおそれがあるため注意が必要です。

A型看板の強風対策としては「重し」の活用がおすすめです。看板の下部に土台を取り付けて、その上に重しを乗せるだけで多少の風なら簡単に対策することが可能です。
ただ、強風や突風が吹いてくるとA型看板が倒れて重しが外れてしまうリスクは残っており、さらに強風や突風が続けば、重し自体が飛ばされて通行人などに当たってしまう恐れがあります
そのため、ベルトやロープなどでA型看板の足の部分に、重しと土台を結びつけておくことをおすすめです。

また台風や強風注意報、警報などが出ているときは看板を1日中屋内にしまっておくのが望ましいです。
ただ、雑居ビルの上階にお店がある場合など、できるだけ看板を外に出しておきたい人はそうも言っていられないですよね。
そのような人は、ミセルシリーズの「コーンメッセ」のように軽くて出し入れしやすい看板を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。三角コーンに二つ折りの板を被せて使用するので、A型看板と形状も近く、訴求力も大きく変わらずに使用できます。
ただ、通常のミセルコーンメッセは重さが630グラムほどしかありません。かなり軽いので、台風が来るときにしまい忘れてしまうと遠くに飛ばされてしまう可能性があるので、こまめに出し入れすることが前提の看板になります。

看板の転倒防止策を万全にしておこう

看板が転倒したり飛ばされたりして通行人にケガをさせてしまうと、責任を追及されてしまいます。
お店の評判も悪くなり、看板の訴求効果を考えるどころではなくなってしまうでしょう。
そのため看板を設置するなら、重しなどの対策を打つと同時に天気予報をこまめにチェックしておくことをおすすめします。

コラム一覧へ

本サイトではより良いサービス提供のために、Cookie情報を通してお客様の利用状況データを収集しています。同意される方は「同意する」ボタンを押してください。 同意しない方はリンク先よりオプトアウト設定をお願い致します。 収集した個人情報の取扱いについてはプライバシーポリシーよりご確認下さい。