整列の方法は大きく2種類!直進・蛇行方式と誘導できるサイン・看板とは

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店舗やイベント会場など、たくさんの人を並ばせるモデルとして「フォーク型」と「並列型」を紹介しました。これだけでも仕組みを知っていると、とても便利な方法なのですが、実はさらにそれぞれの並ばせ方として「直進方式」と「蛇行方式」に細分化できるのです!

並ぶ人も周囲の人もスムーズかつ違和感なく整列できる方法は、いったいどの方法なのでしょうか。自分の周りの環境を思い浮かべながら読んでみてください。
 

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整列方法1:直進方式

直進方式とは、その名のとおり群衆を真っ直ぐに並ばせる方法です。学校の整列が最も典型的で、整列モデルである「並列型」に用いられることが多いです。スーパーのレジが身近な例として挙げられ、短めの列を複数本つくることが一般的です。また、必ずしも「一直線」ではなく、イベント会場や店舗の前や周囲を囲むように並ばせる方法も「直進方式」に当てはまります。直進方式のメリットは、誰でも分かりやすくて誘導が簡単なことです。その一方、列が長くなるとスペースの有効活用が難しくなるほか、屋外などでは割り込みする人も現れやすいため、客同士のトラブルが発生しやすい傾向があります。

直進方式におすすめの備品

直進方式自体の誘導は簡単なため、小型の店舗などでは備品を用いずに外に並ばせることは珍しくありません。ただし、直進方式で発生しやすい割り込みを防ぐには列の横側を区切る必要があります。
そのため、病院や公共施設の窓口など比較的短めの直進方式の列であっても、ミセルパーテーションのようなポールとベルトで区切ることが多いです。その際、黒や白のベルトよりも赤・青といった鮮やかな色のベルトの方が、より「並ぶべき場所」という周知力が高まるのでおすすめです。

整列方法2:蛇行方式

蛇行方式は、列を何度も折り返して並ばせる方法のことです。縦型・横型があり、整列スペースの形状に合わせて採用します。蛇行式のメリットは、スペースを有効活用できるのでより多くの人を整列させることができます。その一方で、正しく折り返させるために直進方式より誘導スタッフを多めに配置するケースが多いほか、会場などに近づいて離れること、移動距離が長いことによって群衆がストレスや疲労を感じやすいというデメリットがあります。

蛇行方式におすすめの備品

直進方式と比べると誘導が難しく、人手が必要とされることも多い蛇行方式では直進方式よりもパーテーションの必要性が高いです。大規模な銀行のATMでは、実際に迷路のようにパーテーションを利用して蛇行を促すケースは珍しくありません。また、その際に「ミセルサービスタワー」のようにポールにサインを取り付けて「入口」と「出口」を分かりやすくするほか、窓口の名前などを明らかにして列の並び間違いなどを未然に防ぐようにするともあります。

おすすめの整列の方式で正しい誘導を

整列の2大モデル「フォーク式」、「並列式」に加えて、蛇行方式、直進方式も考慮して群衆の並ばせ方を考えてみましょう。店舗やイベント会場、屋外、屋内、並ばせるスペースの大きさなど、ケースバイケースで最適な方法は異なります。また、人件費の削減やトラブルの低減、誘導の効率化を実現するにはポールやサイン、ベルトなどの備品の活用が効果的です。ミセルでは誘導に関する幅広い備品を取り揃えているので、興味がある方はぜひ確認してみてください。

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